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【Good Partner】

家族は幸せになる同志。家族という土台が安定しているからこそジャンプできる

【2020.04.24】

共働きをしていると、夫婦の日々の会話は「業務連絡」だけになりがちではないでしょうか。ご夫婦で、仕事やキャリアへの思いを理解し合えているかどうかが、共働きがうまくいくカギだと考えます。時折、2人で歩んだこれまでを振り返り、そしてそれぞれのこれからやっていきたいことを話して、お互いの仕事やキャリアへの思いを再確認してみてはいかがでしょうか。また、よそのご夫婦のエピソードには、共働きをするうえで参考になる考え方やヒントがたくさんあります。


香山さんご夫妻は、由佳さんの単身赴任中に結婚し、出産の1カ月前から一緒に暮らし始めたというご夫婦です。雄一朗さんは着実にスキルを積んでゴールを達成するタイプで、由佳さんはチャレンジや逆境を楽しむタイプという対照的なお2人。夫婦という共同体で生きていくうえで何が大切かを考えているという香山さんご夫妻にお話を伺いました。


Profile
(夫)雄一朗さん(38歳)仕事内容:大手人材会社/システム企画・監査、趣味:漫画を読むこと
(妻)由佳さん(37歳)仕事内容:株式会社ニューロスペース/ビジネスサイド全般、趣味:美味しいお店の開拓、昼飲み
お子さま:2歳4カ月の男の子


自分と違うからこその建設的なアドバイスがありがたい


――ご結婚までの経緯を教えてください
由佳さん:3年前に出会い、「結婚しようと思っている」と上司に伝えたすぐ後に、私の転勤が決まり、1回も一緒に暮らすことなく、結婚しました。その2年後に妊娠。子どもが生まれる1カ月前にはじめて一緒に暮らし始めました。


――パートナーの尊敬しているところや感謝していることは?
雄一朗さん:とにかく、がんばり屋なところです。ベンチャー企業で働きつつ、グロービスの大学院に通うなど、家のことをする以外は仕事か勉強をしていますね。僕と逆で、チャレンジ精神があり、変化を楽しんでいる。感謝していることは料理を毎日ちゃんと作ってくれるところです。

由佳さん:悩んだときや煮詰まったときは必ず相談します。心が折れそうなときも建設的なアドバイスを言ってくれて、ハッと目を覚まされます。自分と似ているところもあるけれど、違うところがありがたいと思っています。感謝していることは、土日に大学院へ行っている間、子どもをみてくれて、それが義務感ではない。そしてチャレンジを応援してくれているところですね。


子どもと離れているからこそ、「ママがんばってるね」って姿勢を見せたい


――お2人にとって、働くこと、仕事とは?
雄一朗さん:僕は生活のため、ですね。仕事が生きがいの大人にはなれなかった(笑)。


由佳さん:私は逆に、1日の大半の時間を仕事に費やしているのだから、やりがいや成長が感じられること、チャレンジできることが1番重要です。


――お子さんが生まれてから、仕事に対する気持ちの変化はありましたか?
雄一朗さん:以前は、キャリアアップして年収を上げたいと思っていましたが、今は妻とのダブルワークなので、お金や生活の心配は減る分、家族と過ごす時間を大事にしたいというバランス感に変わりました。


由佳さん:子どもが生まれて、優先順位が変わりました。私はずっと仕事をやり続けちゃうタイプ。どこかでリセットしないと、永遠にやり続けてしまうので、強制的に保育園のお迎え時間がくるので、気持ちの切り替えができるようになりました。子どもと離れているからこそ、尊敬までいかなくても、「ママ元気にがんばってるね」、そういうふうに感じてもらえるように自分の姿勢を見せたいと思っています。


――相手のはたらく姿に対して思うこと
由佳さん:私は営業職を長くやってきて、形に残るスキルがないと思ったりもするのですが、システム部門の夫が社会で求められることに対して、着実にスキルを積んでいることがすごいと思います。それから、夫は自分のことをよく分かってるから、やりたいことが明確というよりも、やりたくないことが明確で、すごく軸がある。私は軸がなくてふわふわしているので、うらやましいなと思います。


雄一朗さん:妻は変化を楽しんで、環境や働き方が変わることを逆にチャンスととらえています。妻は人に喜ばれるのが好きなタイプだけど、僕は仕事のゴールを達成しようとするタイプ。期待値の上を自然にやってのける感じがすごいと思いますね。


当事者意識を持つと「やらされてる感」がなくなる


――お2人にとって夫婦・家族とは?
由佳さん:必ずいる安心感。必ず助けてくれる。ジャンプするためには土台がしっかりしていないと無理だと思うんです。私は家族という土台がすごく安定してるので、思い切ってジャンプできますね。


雄一朗さん:夫婦とは幸せになるための同志だと思っています。妻は「私のことを幸せにして」というタイプじゃない。自分の世界観を持ちつつ、お互いの人生を干渉しつつも、幸福感を与えられる関係ですね。


――共働き夫婦が仲良くやっていく秘訣を教えてください
雄一朗さん:当事者意識を持つこと、ですね。家事や育児について、これはどっちの仕事というのはない。50:50だからこそ、当事者意識を持ってやることが重要で、そうすると「やらされてる感」がなくなる。これが秘訣かなと思います。


由佳さん:相手の視点に立って想像することがすごく大事だと思っています。たとえば、保育園に迎えに行くためには、仕事を切り上げて時間を調整している。夜、ごはんを食べて、お風呂に入れて、寝かしつける、というのも1人でやるのは大変なこと。それに対しての感謝の気持ちがすごく重要だと思います。「ありがとね」という会話は日常的にできていますね。当たり前じゃないというのを理解し合えているという感じです。


――共最後に、パートナーへひと言
由佳さん:いつも本当にありがたいです。ジャンプしたり、チャレンジできているのは、夫あってのことで感謝しかないです。今私がチャレンジしているけど、彼がチャレンジしたいときは全面的に応援します。


雄一朗さん:「毎日おいしいごはんを作ってくれてありがとう」ですかね。これ本当に重要です。独身時代は食生活が本当にひどかったから(笑)。実は、独身のとき、自分がお金を稼いで家族を養って生きていくのをイメージしたんですが、仕事がきつかったので一生は無理だと思ったんです。今は2人で稼いでそれなりに生活できるから気持ちが楽になって。だからこそ、お互い50:50だと思っているので、家事や育児も当事者としてやる。何より子どもがかわいいですからね。

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