「あやちゃんはもうやりたいことが見つかってるんだから、大丈夫」。ママ友の言葉が後押し

『Challenger』〜私の背中を押したひと言〜
ママでありながら、自分のやりたいこと・チャレンジのために1歩を踏み出した女性たちのストーリーを紹介します。チャレンジ決断の裏には、背中を押された「ひと言」がありました。「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃ…」とモヤモヤを抱えるアナタの背中を押すヒントが隠されているかもしれません。
VOL.3
「あやちゃんはもうやりたいことが見つかってるんだから、大丈夫」。ママ友の言葉が後押し
森田亜矢子(もりた・あやこ)さん(41歳)
子育てマーケター・マザーズティーチャー・TCS認定コーチ
★1歩を踏み出す前の悩み
出産する前の私はいわゆる仕事人間で、自分のことは二の次、毎日仕事のことばかり考えて生きていました。そんな中、2013年に再生不良性貧血という病気を患っていることが発覚。その後、妊娠したものの、医師からは産後どうなるか分からないと言われてしまいました。そのため、出産前から専業主婦になる覚悟で仕事はすっぱりと辞めました。専業主婦として育児と向き合ううちに、子どものよりよい発達や脳の発達や、自分も含め子育てと仕事の両立に苦悩するママ・パパの人生に興味を持つようになり、子育てをマーケティングしていく仕事をしたいと思うように。2年ほどたったころ、「フリーランスで、いろんなことを学べる環境に身をおきながら、子育てマーケティングがしたい」と夫に話したのですが、働くなら週5日でちゃんと稼いでこいと言われて。企業に勤める意味って何?と聞いたら「それが当たり前だから。お金のため」と返答が…。それではいくら稼いでも幸せにはなれない。会社に勤めている時も、欲しいものは買えていましたが、満たされない自分もいました。旅行に行っても頭の半分は仕事のことが占めている。「自分の生活」として実感できる仕事がしたいと思っていました。
★1歩を踏み出すきっかけをくれた「ひと言」
近所のママ友の言葉が後押ししてくれました。私の周りには、どの方向にどう1歩踏み出したらいいか悩んでいる育休中のママがたくさんいます。その中のお1人から、「あやちゃんはもうやりたいことが見つかってるんだから、大丈夫だよ!やりたいことが見つからない人が多い中で、やりたいことが見つかっているのはすごい」と言われ、自分に自信が持てたのです。その言葉のおかげで子育てマーケティングの仕事を始めることを決断できました。仕事を始めるにあたって、子どもたちとしっかりかかわることを第1にしたいと考えました。そこで、時間の柔軟性を持てるフリーランスで業務委託を受けながら、少しずつキャリアを固めていくことにしました。
★踏み出してみて思うこと
どこでもやっていける自分になれた気がします。会社員時代は、会社のやり方以外のものを拒絶していて、自分自身の発達の機会を逃していたと感じます。いろんなインプットを得られるようになると、それが有機的につながっていきます。今は1つの会社で1つの仕事をするのではなく、いろんな集団とかかわりながら外からインプットするポートフォリオを試している感じです。また、仕事の面で1歩踏み出したことで、実は離婚にも踏み切りました。働くことに対する価値観を話す中で、夫とモヤモヤした関係で、あと40年一緒にいることがお互いのためではないと感じて。家族って何?子どもって何?をとことん考えるきっかけになったと思います。
★これから1歩踏み出そうとしているママたちへ
40歳になって身にしみるのは、「キャリアに早いも遅いもない」という言葉。自分がモヤモヤを感じたところに、やりたいことが見つかる可能性があるので、モヤモヤしたまま乗り切ってやり過ごすのではなく、それと向き合ってやりたいことに出会うカケラを見つけてほしいです。転職しなくても、会社の中で違う役割を担うこともできます。でも、根っこには自分のやりたいことがあってほしいですね。仕事も私生活も、自分の人生の主人公は常に自分ですから。私は今、シングルマザーでフリーランスとして働いているのでいろいろと不安はありますが、その不安も1つ1つじっくり向き合っていけば、解決していけると思っています。
「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃいけないのかな…」
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