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【Challenger】

「いいんじゃない!やってみたら?」という家族の応援で、母子シンガポール移住を決めました

【2020.08.20】

『Challenger』〜私の背中を押したひと言〜
ママでありながら、自分のやりたいこと・チャレンジのために1歩を踏み出した女性たちのストーリーを紹介します。チャレンジ決断の裏には、背中を押された「ひと言」がありました。「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃ…」とモヤモヤを抱えるアナタの背中を押すヒントが隠されているかもしれません。


VOL.14
「いいんじゃない!やってみたら?」という家族の応援で、母子シンガポール移住を決めました
穐吉なな子(あきよし・ななこ)さん(37歳)
株式会社ジェイード CEO
お子さま:11歳男の子、1歳女の子


★1歩を踏み出す前の悩み


新卒で入った会社は、実はそこまで長く働くつもりはなく入社していたのですが、1つ目標を達成すると次の大きなチャレンジを与えてもらえる環境が楽しくて結局8年が経っていました。長期に渡って広報ひと筋、ひと通り広報に関しては何でもできるようになり、広報組織の立ち上げなども経験しました。すると、ゼロからイチをつくるようなチャレンジングな仕事への渇望が強くなり、自分の成長のためにもチャレンジしたいと思うようになりました。

自身のキャリアアップと同時に考えたのが当時5歳だった長男の教育。シンガポールは以前からとても好きな国で、初めて行ったときからいつかここに住んで仕事がしたいと思っていました。そんなとき、シンガポールでITヘルスケアベンチャーを立ち上げるという話をいただき、ちょうど息子の小学校入学のタイミングとも重なったので、2014年に母子でシンガポールに行くことを決めたんです。


★1歩を踏み出すきっかけをくれた「ひと言」


母子でのシンガポール移住を夫に相談すると、「いいんじゃない!やってみたら?」とビックリするほどすんなり応援してくれました。後から聞くと、当時起業していた夫は、自身が起業するタイミングで私に相談をした際、「やってみたら?あなたなら大丈夫だよ!」と背中を押されたことから、いつか私がチャレンジするときは全力で応援するぞ、と思ってくれていたそうです。保守的に見えてとっても冒険好きな母も「楽しそうじゃない!私も遊びに行きたい!」と明るく言ってくれて、フッと肩の力が抜けたのを覚えています。そして息子には「ママ、シンガポールでお仕事があるんだけど一緒に行く?」と聞いたらくと「行く行く!一緒に行きたい!」と。ありがたいことに家族みんなが応援してくれました。夫を日本に残していくことは不安でしたし、大きな決断でした。もちろん、母子2人で外国に住むということは、生優しいことではなく、大変なこともたくさんありましたが、私も息子も、いい意味で図太く(笑)、成長できたのではないかと思います。そうして3年間のシンガポール滞在を終え、17年に帰国しました。


★踏み出してみて思うこと


総じて、すっごくよかったです。自分のキャリアと子どもの教育という2つの軸がありましたが、こうであらねば、という鎖みたいなものから解放され、自分なりの土俵に立てたような気がします。一方で、迷いの連続でもありました。前例がほとんどないので、情報もない。大多数の人が歩む道から外れてしまった、という感覚は大きくありました。失敗するかもしれない、失敗してもあと戻りもできないかもしれない、と非常に不安でした。ですが、それは私だけが持つ特別な不安ではなく、親なら誰しも持つものだと思っています。子育てって、一つひとつの選択が、本当にこれでいいのかという、不安や迷いの連続だと思います。

そういう意味では、これからもずっと迷いながらの人生になると思います。息子はシンガポールで通っていたインド系のインターナショナルスクールの日本校に今も通っています。どの選択肢にも良い面、悪い面はありますので、本当にここでいいのかというのは常に考えていますね。最終的には、息子自身の人生を切り開く力に任せることになりますが、その力をつけるためのプロセスにはしっかりかかわっていきたいと思っています

私自身のキャリアにおいては、今おこなっているコンサルティングに加え、今後は自社事業もやってみたいです。大学院を卒業し15年が経つのでアカデミックな場でまた勉強もしたい。これは性分なのだと思うのですが、「居心地のいい環境」というのは、自分の歩みを止めてしまうような気がして怖いんです。なので、常にチャレンジングな環境に身をおき続けたいですね。


★これから1歩踏み出そうとしているママたちへ


「人生、なんとかなる!」と信じて飛び込むことだと思います。価値観も生き方も多様化してきている時代で、安全でハードルが1つもない道はどこにもないと思っています。それにハードルがゼロになったからと言って、やれるわけじゃないと思うんです。私のように、人より何かが特別にできるわけではない人でも意外と何とかなっているのですから大丈夫です(笑)。

それからもう1つは、発信することの大切さ。チャレンジすればするほど困難な状況はやってきます。大変なときや、助けてほしいときは声を出して助けを求めてください。きっと、救いの手は差し伸べられるはずです。ため込まずに、どうしたらいいと思う?と周りに聞いてみると、人を紹介してくれたり、1人ではたどり着けないヒントをくれたり。今は、ビジネスパートナーやお客さまに教えてもらうこともたくさんあります。


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