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【Challenger】

「違うやり方もあるんじゃない?」夫のひと言で肩の荷が下りた

【2020.09.04】

『Challenger』〜私の背中を押したひと言〜
ママでありながら、自分のやりたいこと・チャレンジのために1歩を踏み出した女性たちのストーリーを紹介します。チャレンジ決断の裏には、背中を押された「ひと言」がありました。「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃ…」とモヤモヤを抱えるアナタの背中を押すヒントが隠されているかもしれません。


VOL.15
「違うやり方もあるんじゃない?」夫のひと言で肩の荷が下りた
瀬尾裕樹子(せのお・ゆきこ)さん(34歳)
EATLAB株式会社 共同創業者
お子さま:2歳女の子


EATLAB株式会社
食文化実践の場としてのオープンキッチン・レンタルスペースや、食を軸にしたコミュニケーションを育むコワーキングスペース「EATLAB(イートラボ)」の運営、ワークショップイベントの実施など、「地域の食文化を持続的に未来に繋ぐ」ことを目的として活動(https://eatlab.jp/


★これまでのチャレンジ


小松への移住と起業
もともと東京で、夫はデータ系、私は編集系、と夫婦それぞれフリーランスの仕事をしていました。前々から夫の地元である石川県小松市への移住と、EATLAB構想について2人で話していたのですが、特に「いつ」とは決めていませんでした。妊娠・出産を機に夫とEATLABを創業し、小松に移住。今は2人の強みを活かして一緒に仕事をしています。


★1歩を踏み出す前の悩み

ライフスタイルが変化して、これからの働き方、どうしよう?と悩んだ
東京で子育てをしながら夫婦ともにフリーランスとして働くことはとても難しいと周りの人からよく聞いていたので、このまま東京で子育てをするのは正直きついなと思っていました。自分の責任は伴うけれど、働き方、働く量、働く時間が自由に決められるのはフリーランスの魅力でもあります。だけど、たとえば生後3カ月で子どもを保育園に預けてまで働きたいかというと、そういうわけではない。「自分の働き方どうしよう?」「住む場所はここでいいのか?」と、悩みました。出産の1カ月前に石川で会社を設立したものの、いつ移住するのかは決めておらず、臨月で、どんな形で運営するか、売り上げの目論見もない中、東京の仕事を絞って小松に移住するかは迷っていました。


★1歩を踏み出すきっかけをくれた「ひと言」


「そこまでして東京で働かなくても、違うやり方もあるんじゃない?」という夫のひと言
「そこまでして東京で働かなくても、違うやり方もあるんじゃない?」と夫が言ってくれたことが、その後の働き方を考えるきっかけになりました。東京で働かなくても、せっかく石川で創業したし、子どもが小さいうちに引っ越してもいいんじゃないか。普通に考えたら、フリーランスだと片方が仕事を休んだ分、家庭の収入は半減するのですが、夫が言ってくれたその言葉で肩の荷が下りました。


★踏み出してみて思うこと


子育ての面でも、自分のキャリアにおいても良かった
子育てをするタイミングで地方に移住できたのはとても良かったです。コロナ禍では特にそう思います。東京と地方では圧倒的な人口密度の差があり、子どもをのびのびと遊ばせてあげられる環境があります。また、石川に限らず地方には食の楽しみがあり、食の編集をしていた私にとってはその点も良かったです。自分のキャリアとしても、フリーランスだと出産を機に仕事を絞らざるを得ず、キャリアが中断され、ほぼゼロからのスタートになりましたが、かえっていい形で仕事を絞り、新しいことを始められるタイミングでもあったと思います。


★これから1歩踏み出そうとしているママたちへ


ライフスタイル・ステージに合わせた柔軟なキャリアを
会社に勤めるか、フリーランスか、起業するか、は手段でしかなく、「やりたいことがやれる環境がどこなのか」柔軟に考えることが大事だと思っています。子どもがいると思い通りにいかないことだらけですが、私自身はやりたいことをやるための手段にはこだわっていませんし、そういった手段は家族の状況に応じて変化してもいいかなと思っています。「自分にとって重要なことは何か」棚卸しをして、そのほかの部分は柔軟に変化させながらライフスタイル・ステージに合わせたキャリア選択ができれば、今のポジションに固執せずに必要なキャリアを選んでいけるのではないかと思います。


★これからチャレンジしていきたいこと


子どもの成長のために食の立場からできることと、人の集まる場所づくり
会社に勤めているわけではないので、24時間ちょっとしたことでも仕事につながり、常に頭の中に仕事がある状態です。ワークライフ「バランス」というより、「ミックス」ですね。今は子どもが健やかに成長できるために食の立場からできることに興味があります。食を通して学べることは、学校で習う教科すべてに通じますし、将来的にサマースクールを開いて食について学べる機会をつくるなど、子どもの成長に合わせて食でできることを考えていきたい。また、EATLABはコワーキングスペースとしてはまだ利用者も少なく、収益を得るより、イベントをしたり、クライアントとの打ち合わせ場所として使っているのですが、将来的には、ここに来るとおもしろい人が集まってる、という場所になっていたらいいなと思っています。


「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃいけないのかな…」
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