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【Challenger】

やるしかないと、自分で自分を追い込んだ。やってきたことの積み重ねで今があり、未来がつくられる

【2020.09.10】

『Challenger』〜私の背中を押したひと言〜
ママでありながら、自分のやりたいこと・チャレンジのために1歩を踏み出した女性たちのストーリーを紹介します。チャレンジ決断の裏には、背中を押された「ひと言」がありました。「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃ…」とモヤモヤを抱えるアナタの背中を押すヒントが隠されているかもしれません。


VOL.16 やるしかないと、自分で自分を追い込んだ。やってきたことの積み重ねで今があり、未来がつくられる
北本貴子(きたもと・たかこ)さん(38歳)
ラナンキュラス株式会社 代表取締役
お子さま:17歳女の子、13歳男の子、10歳女の子


★これまでのチャレンジ


ゼロからのスタート。個人事業立ち上げ・法人化、未経験の教育イベントへの挑戦
Web系の会社にパートとして働いていたころ、子どもが順番に熱を出して1~2週間休まなければならないことがありました。当時はワーキングママへの理解が少なかったこともあり、子どもを理由に休むのは心苦しく、「もう外では働けないな」と退職しました。退職後、家でできる仕事ということで、29歳のとき、デザイン事務所を開設し個人事業としてスタートしました。私は、大学を中退して育児を始めたので、学歴や職歴、資格など何もなかったので、前職で培った経験を活かしてできる仕事ということで、デザインの仕事を選びました。


個人事業の立ち上げから1年くらいで法人化。いろんなことをやってきましたが、中でも特に2014年に始めた、年に1回開催している教育イベント「KidsFes」(当時のイベント名称は「みらいの学校」)は、教育関連の実績が何もないところからの大規模なイベント立ち上げだったので、大きな挑戦でした。会社としてデザインだけでなくマーケティングを請け負うようになったことがその挑戦の背景にはありました。

育児中に趣味でオンラインのママコミュニティをつくっていたのですが、延べ2万人の登録者がいて、オフ会には100人くらい集まる規模に成長していました。そのコミュニティに徐々に市場調査のニーズが出てきて、企業からのマーケティング依頼が増えていったんです。でも、企業と消費者とのギャップが大きくて。企業側がいいと思って提供しているサービスが、消費者に受け入れられるものじゃなかったりして。特に家庭向けのサービスや商品に感じることが多く、そこから、企業と家庭のマッチングイベントとして、さまざまな教育サービスを子どもたちが体験できる場づくりとして大型の教育イベントを始めました。


★1歩を踏み出す前の悩み

実績のない大規模イベント。営業をするも、実を結ばない日々
当時の仲間の1人が「やろう!」と言ったんですが、1,000人規模のイベントなんてやったことがなかったので「できない」「無理」「ほかの仕事もあるのに、こんなことまでやっていられない」と思っていました。それでも「大丈夫、やろう!できるよ!」というメンバーのゴリ押しで(笑)、初めての挑戦でしたがやることになりました。ただ、どこに行っても「実績もないのにどうやって来場者を集めるの?」「本当に集まるの?」と、営業をしても実を結ばない日々が続きました。前日まで悪夢を見るほどのプレッシャーでしたね。


★1歩を踏み出したきっかけ


やるしかないと、自分で自分を追い込んだ
それでもやろうと決めたことなので、「やるしかない」と自分を追い込んでいきました。動いていくうちに、イベントノウハウを教えてくれたり、協力してくれたりする人が日に日に増えていき、なんとか形にすることができました。その手助けがなかったらやれてなかった。起業するときも、友人のお兄さんが会計士だったので、何も分からない状態からサポートしてもらいました。いざ動き始めると手を差し伸べてくれる人たちは増えていくと思っています。


★踏み出してみて思うこと


やってやれないことはない、すべてムダじゃなかった
今まで特に大きなビジョンを掲げてきたわけではなく、その時々で必要とされることをやってきました。終わってしまったサービスもあるけれど全部やってきてよかったし、やってやれないことはないと思います。始めてしまえばどうにかなるもの。


初回の教育イベントは結果的に若干の赤字で終わり、厳しい目で見れば失敗と思う人もいるでしょう。だけど、やってよかったと思うか、やらなきゃよかったと思うかは捉え方次第。私はやってよかったと思っています。


5年前から構想していた妊婦さん向けのアプリ「予定日いっしょ」も、今は一緒にやりましょうと言ってくれる企業さんが現れて進められることになりました。今までやってきたことは全部ムダじゃなかった。「20年後の社会へつなぐ」というソーシャルデザインを企業理念に掲げて、私たちが取り組む点と点の積み重ねが将来の社会になると思って取り組んでいます。


★これから1歩踏み出そうとしているママたちへ


自分が不満足な人生は、子どもにとってもプラスではない
育児と自己実現を両立できる状態を自分で探す・つかむことが大事

起業したら全部自分でやらないといけないし、家庭のことも全部やらなければならなくなりました。もともとは子どもたちとの時間を確保するためだった選択のはずが、なんでこんなに大変なのかと考えることはありました。だけど子どもたちは成長していくし、もがきながらでも仕事をこなしていけば前に進んでいきます。自分で始めたことに責任感を持ってがんばるしかない。自分が選んだ道だから、今が自分にとってベストだと思っています。


私は、子どもたちの体調不良が続いて、外では勤められないと思って起業しましたが、今は選択肢も増え、働き方も工夫できる。ただ、自分がやりたいことと子どもたちを天秤にかけなければならないことはたくさんあって、自分ではどうにもできないことも多い。そんなときは周りのサポートを味方につけて、家事代行も使うし、身内にわがままを言って子どもたちを見てもらうこともあります。子どもが第一だけど、自分が不満足な人生は、決して子どもたちにとってもプラスではないと思っているので、子どもたちのことと、自己実現を共存していける状態を自分で探す、つかむことが大事だと思います。


「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃいけないのかな…」
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