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【Challenger】

「うまくいかなくてもまた戻れる。そして次は違う選択肢がある」という上司のひと言で、自分がおもしろいと思うほうに流れてみようと思えた

【2020.10.21】

『Challenger』〜私の背中を押したひと言〜
ママでありながら、自分のやりたいこと・チャレンジのために1歩を踏み出した女性たちのストーリーを紹介します。チャレンジ決断の裏には、背中を押された「ひと言」がありました。「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃ…」とモヤモヤを抱えるアナタの背中を押すヒントが隠されているかもしれません。


VOL.17
「うまくいかなくてもまた戻れる。そして次は違う選択肢がある」という上司のひと言で、自分がおもしろいと思うほうに流れてみようと思えた
梶 陽子(かじ・ようこ)さん(41歳)
株式会社カヤック 広報部ディレクター
お子さま:5歳女の子、2歳男の子


★これまでのチャレンジ


40歳になって初めての転職、それまでとはまったく異なる環境に飛び込んだ
2001年に新卒で大手アパレルメーカーに入社してから、店長、ファッションプレス、広報、PR、海外担当などさまざまな仕事を経験しました。19年間ずっと同じ会社で働き続け、同期や仲間もたくさんいる恵まれた環境にいたのですが、ダブル成人式ともいわれる40歳のときに、会社の規模も、扱っている商材もまったく異なるカヤックに初めての転職をしました。


★転職のきっかけ


夫の起業にともない鎌倉への移住案が浮上、カヤックとの出会い
転職のきっかけは夫の独立でした。夫も同じ会社で働いていたのですが、2人目の育休が終わるころには起業することを決めていて。起業すれば夫の収入がどうなるか先行きは分からない。私は育休が終わったらもとの会社に復帰してがんばろうと思っていました。そんなとき、たまたま夫がカヤックCEOの柳澤大輔と会う機会があり、「みんなで(カヤックのオフィスがある)鎌倉に来ちゃいなよ!」と言われて。夫も鎌倉に行きたいという話になったんです。

私も昔から鎌倉が好きだったし、なんとなくおもしろそうだと思いました。だけど鎌倉から、当時職場があった六本木まで通えるか、子どもが2人いて大丈夫か…、仕事をどうしようか悩んでいました。そんなとき、ちょうどカヤックの広報を募集しているから面接を受けてみないかというお話をいただき、名前は知っていたけれど、具体的にどんなことをしているのかまでは知らなかったので調べてみると、広告だけでなく地域創生などさまざまな取り組みをしていることを知り、カヤックの事業に興味を持ち、広く知られていないのはもったいない、自分ならこんなふうに広報ができるかなというイメージが沸いてきました。

面接で会ったメンバーたちも魅力的な人たちで、一緒に働いたら楽しそうだと感じて。カヤックには企業主導型の保育園があるのですが、そのとき申し込み〆切まで1週間、ギリギリ間に合うというときだったんです。子どもを2人ともその保育園に預けられることになり、転職も決まって、波に乗っている感じでした。


★1歩を踏み出す前の悩みと、きっかけをくれた「ひと言」

最後の決断に迷っていたときの
「うまくいかなくてもまた戻れる。そして次は違う選択肢がある」という元上司のひと言
転職に向けてすべてのピースがはまった

初めての転職だったので、新しい場所に行っても活躍できるか心配でした。大企業からベンチャーに行くことで、自分がもといた場所からかけ離れてしまうんじゃないか、もとには戻れないんじゃないかと不安になり、転職が決まった後、本当に転職していいのかと迷って。そんなとき恩師とも言えるファッションプレス時代の元上司に相談すると、「もしうまくいかなくても、また戻れるよ。そしてそのころには、大企業に戻るだけではなくて違う選択肢があるということが分かる」と言ってくれて。目から鱗が落ちました。それから占星術も紹介してもらい、9年に1度の新しいこと始めるのにちょうどいい年という結果が出て、ぞっと鳥肌が立ちました(笑)。仕事、住む場所、保育園などのピースすべてがはまって、これは自分の直感的に従っておもしろいと思うほうに流れてみようと決心しました。


★踏み出してみて思うこと


仕事と育児だけでなく、「生活」の時間ができた
自分なりの広報のやり方に挑戦ができ、経験値が上がったと実感

生活の面でも仕事の面でも、本当によかったです。今までは仕事がメーンで、会社に行って、帰ったらご飯を食べて、寝かしつけをして…で1日が終わっていましたが、今は保育園・会社・自宅が徒歩圏内にあるので、寄り道をするなど時間的にも気持ち的にもゆとりができました。仕事と育児だけでなく、「生活」の時間ができた気がしますね。


カヤックはIT企業で、前職のアパレルとは違いリアルなモノが存在しないサービスで、BtoBサービスも多く、それをPRするという、今までやってこなかった仕事に取り組んでいます。今までの経験の延長線上で活かせることもあるし、違うことにもチャレンジできる土壌があります。大きい会社では新しいことをするのに前例が求められたり、人を巻き込むのが大変といったことがありましたが、カヤックは「チャレンジしてみれば?」「小さな失敗はOK!」という風土があります。個人への采配が大きく、自分の裁量で自分なりの広報のやり方に挑戦でき、経験値が格段に上がっていると感じます。



★これから1歩踏み出そうとしているママたちへ


前提を外して、自分の直感を信じてみて
「~~すべき」「一般的には~~」といった枠組みや、「大企業だから」「給与が高くなければ…」といった前提を外してみて、おもしろい、興味があるといった直感を信じてみることをおすすめしたいです。コロナがあって世の中が大きく変わったように、何が起こるか分からない時代。これから先も何が変わるか分からないし、世界も価値観も変わることは何度もあると思っています。

★これからチャレンジしていきたいこと


広報という仕事を広くとらえて、広報で地域のお手伝いをしたい
人もメディアになっている時代。広報という仕事を広くとらえて取り組んでいきたいです。カヤックは地域通貨の仕事や移住サービスなど地域の人とかかわる仕事が多いので、自社サービスと合わせて日本のおもしろい地域のことをもっと発信していきたい。いろんな地域にかかわる人を広報でお手伝いしたいと思っています。また子どもにも仕事の楽しさを伝えたい。子どもたちには私の仕事は「人を応援する仕事。会社がおもしろいと思ったことをいろいろな人に伝える仕事」と伝えています。そんな姿を見せることで、仕事は楽しいと思ってもらい、子ども自身にもやりたいことを見つけていってほしいなと思っています。


「ママなんだから、自分のやりたいことはあきらめなきゃいけないのかな…」
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