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すべての社員に求めるのは、「お互いの働き方を尊重できるか。人の仕事を思いやれるか」

【2020.05.25】

働き方に制約がある女性の活躍・活用は、まだ発展途上の日本。しかしこのような中でも、人事戦略を経営戦略とひもづけ、多様な人材の活躍で事業成長している企業があります。今回は、特にワーキングママのチカラが成長をけん引している企業にフォーカス。「はたらきやすさも、やりがいもかなえたい」という意欲的なママたちがイキイキと活躍し、それが企業成長につながっている成功のポイントを探ります。

今回ご紹介するのは、Amazonや楽天をはじめとするECサイトのコンサルやマーケティング支援を展開する株式会社いつも.です。お話をお聞きしたのは、執行役員として採用や人事制度を担当する義家聖太郎さん。多様な商品を扱い、多様な人材がひとつのチームとして動くEC業務だからこそ、ワーキングママのチカラを必要とする理由を伺いました。


企業名
株式会社いつも.
肩書き・氏名
人事総務部 執行役員 義家聖太郎さん(46)
15年前からEC業界にてサービス企画、カスタマーサービス、営業、コンサルティングなど幅広く経験。2013年、いつも.に入社。営業、コンサルティングチームのマネジメントなどを経て、現在は人事総務部・執行役員

 

★若手社員が多かったので、ロールモデルとなるワーキングママが必要だった


―ワーキングママを採用されている背景や理由を教えてください


ワーキングママの採用を始めたのは約5年前。もともとWebデザインや制作などの職種で派遣や契約社員として活躍していたワーキングママがたくさんいて、そこから正社員登用したメンバーもいます。こういった実績から、時間や場所の制約はあっても、能力が高く、成果も出してくれる人材だということを実感しました。そのうえで現在は、ワーキングママの正社員の中途採用にも積極的に取り組んでいます。


また5年ほど前は、20代の若手社員が7~8割という状態でした。この先社員がワーキングママとして働き続けてもらえるよう、若手社員たちのロールモデルとしても、ワーキングママに入ってもらう意味はありました。さらに、ワーキングママをはじめ、さまざまな事情で時間的な制約があるメンバーも活躍できる環境が必要と思い、お互いにサポートできるよう、業務をできるだけ細かいタスクに落とすことを徹底。そうすることで、ほかのメンバーに依頼する際もスムーズに引き継げるようになってきました。今、そういう働き方が文化として根づいてきていると感じます。


―ワーキングママが活躍するために工夫していることを教えてください


先ほど話したことに加えて、評価制度を時短勤務とフルタイムとで統一していることですね。以前は、フルタイムは月給プラス賞与で、時短勤務の場合は時給プラス特別手当という形 でした。しかしこの制度では、時短社員がいくら成果を出しても評価は上がらず、またフルタイムの社員との現場での摩擦や仕事配分など 不公平感があったのです。実際、時短のメンバーから「同じ評価にしてほしい」という声も。現在は、すべての社員について同じ基準で、成果に応じた相対評価としています。


また、パパ・ママ社員に何に困っているかをヒアリングしたところ、「繁忙期など業務量が一時的に増えたり、納期が迫っているプロジェクトがあっても、時間になれば帰宅せざるを得ない。ほかメンバーにも申し訳ないし、自分もやり切りたい」「朝、子どもがぐずって保育園に行くのが遅れて、出社が30分遅れた場合は遅刻になってしまう」という声が上がりました。そこで、1度帰宅して家事などを終えてから、また仕事に戻れる「部分的テレワーク」を導入したり、お子さんが理由で出社が遅れる場合は遅刻扱いしない、という制度を整えました。ほかにも、育児中の社員にはお子さんの行事に参加できるように年3日の特別休暇を付与したり、月4回まで在宅勤務を認めています。やはり当事者の声を聞くことが重要だと思いますね。


★多様性を認めることが、会社の成長につながる


―ワーキングママでの採用で重視していることを教えてください


お子さんがいることを言い訳にしない、というのを重視していますね。当然、会社としてサポート・配慮すべきところはします。そのうえで、仕事とプライベートを切り分けて、自分のやるべきことは責任を持ってやり切るというのは当たり前のこと。もちろん実際はお子さんの急な体調不良など不測の事態は起こります。どうしてもほかのメンバーのサポートが必要なこともあるでしょう。そのときに、ほかのメンバーが協力したいと思えるか。それは普段の仕事への向き合い方やコミュニケーション次第だと思っています。こういうところはスキル以上に大切ですね。


―そのように考えられる背景を教えてください


実はこれは、ワーキングママに限ったことではないんですよね。いつも.には、派遣社員、契約社員、業務委託のメンバー、外部のコンサルタントなど、さまざまな働き方の社員がいます。またEC支援という一連の業務には、サイトの企画からデザイン、制作、マーケティング、さらには物流まで、多くのチームがかかわっていて、そのチームワークでなり立っているのです。お互いの働き方を理解できるか、人の仕事を思いやり想像できるかという点は、採用面接で特に重視しています。


そういう社員が増え、それぞれの仕事や働き方を受け入れられる風土ができてきたと感じます。EC業界も、扱う商材も多種多様になり、その先のクライアントも広がっています。だからこそ、われわれ自身が多様性を認めていかなければならない。多様な人材が力を合わせて1つのチームになることは、いつも.の成長にもつながると考えています。


 

★株式会社いつも.のワーママ活躍のポイント★
1.勤務時間にかかわらず、正社員は同じ評価制度
2.制度をつくる際は、当事者の声を取り入れる
3.成果への責任感が採用基準に

 

株式会社いつも.
事業概要:「国内・海外でのEC事業支援。EC事業の立ち上げからフルフィルメントまで総合アウトソースをワンストップで提供
所在地:東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル7階
従業員:195人(2020年4月15日現在)


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