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ママだけ特別扱いはしない。
どんな人でも働きやすい環境づくりが、社員全員が理解し合い、活躍できる組織をつくる

【2020.09.29】

働き方に制約がある女性の活躍・活用は、まだ発展途上の日本。しかしこのような中でも、人事戦略を経営戦略とひもづけ、多様な人材の活躍で事業成長している企業があります。今回は、特にワーキングママのチカラが成長をけん引している企業にフォーカス。「はたらきやすさも、やりがいもかなえたい」という意欲的なママたちがイキイキと活躍し、それが企業成長につながっている成功のポイントを探ります。

今回ご紹介するのは、食品宅配サービス「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」を運営するオイシックス・ラ・大地株式会社。Oisixは、「子どもに安心して食べさせられる食材」をコンセプトに、有機・特別栽培農産物、添加物を極力使わない加工食品をはじめ、プレミアム時短をコンセプトとしたミールキット「Kit Oisix」を展開し、家族の健康を意識するワーキングママからの人気も高まっています。お話をお聞きしたのは、HR本部の鷲尾早紀さんと、この春入社しシステム本部で活躍する原智子さん。リモートワークが中心となっても安心して働ける制度や、ワーキングママが常に新しい挑戦をしながら働ける理由などをお話いただきました。


企業名
オイシックス・ラ・大地株式会社
肩書き・氏名
<写真左>
HR本部 成長推進室・人材企画室兼務 鷲尾早紀さん(34)(お子さまの年齢:6歳)
新卒で信託銀行に入社し、個人向けの資産運用を担当。その後、自身の母親の病気をきっかけに大地を守る会に入社。営業、広報として勤務し、2017年オイシックスと大地を守る会の経営統合を機に人事領域へ。新卒・中途採用者の入社から立ち上がりまでの支援をメーンに担当している

 


肩書き・氏名
<写真右>
システム本部 システム基盤部 SREセクション 原智子さん(35)(お子さまの年齢:4歳)
新卒でエンジニアとして大手SIerに入社。産休・育休を挟んで12年間勤務し、マネジメント業務も経験。2020年4月、転職活動を経てオイシックス・ラ・大地株式会社に入社し、現在はシステムの安定稼働を担うSRE(Site Reliability Engineering)として勤務

 

★「いい意味で、ママであることを意識しない。お互いに理解し合える土壌づくり


―まずは鷲尾さんにお聞きします。ワーキングママが多数活躍されている背景を教えてください


我々の食品宅配サービスのユーザーにはママも多くいらっしゃるため、ユーザーと近い感覚を持っているママ社員は重要な存在です。食材の買い物や調理の段取りまで感覚的に理解しているので、ユーザーのニーズがつかみやすい。そのためほとんどの部署にママ社員がいて、新しい商品やサービスを企画するサービス進化室など、チームの半分以上がママという部署もあります。ただ、保育園のお迎えや子どもの発熱など、子どもがいなかったときとまったく同じ働き方は難しい。そうした状況がある中でも“いかに成果を出せるか”を考えて、働き方をフォローする制度を用意しています。

たとえば、病児保育や認可外保育、ベビーシッターの費用補助。30分おきに勤務時間を設定できる時短勤務。有給休暇も1時間おきに取得できます。そしてコロナ禍でリモートワークが増え、新たに策定した制度もあります。

まずは「スーパー時差出勤」。これまでは午前11時まで出勤をずらすことが可能でしたが、現在は上司の承認が得られれば何時でもいいことになりました。次に「細切れリモートワーク」。1日の勤務時間が合計で8時間になればよいという働き方です。私も小学校が休みの間は、午前中3時間仕事をして、そのあと2時間子どもと公園に遊びに行って、またちょっと夕方仕事をして、晩ご飯を作ってまた夜仕事をする、という形で8時間働いていました。

また、リモートワーク中は通勤時間を業務に充てられるため、普段は時短勤務で働いている社員が、リモートワーク時にフルタイムにするという働き方も希望者に試験的に運用しています。リモートワークについては、コロナの影響が出る以前から子どもの体調不良などで利用していたメンバーが多かったので、導入に難しさはありませんでした。業務的にリモートワークができない部署もあるのですが、週1~2回の出勤という形で勤務していて、出社率を3割程度に抑えています。

このように、働き方をフォローする制度を多く用意していますが、特に意識しているのは「ママだけが得する制度にはしない」こと。ママ社員に限らず、社員全員が使える制度にしていきたいと思っています。育児に励むママもいれば、介護をしているメンバーもいて、さまざまな背景を持ったさまざまな年代の社員が増えてきていますので、お互いの状況を理解し合いながら働くことがとても重要だと思います。

そういった意味でも、「ママだから」という視点で社員をみることはほとんどありません。私のように入社後にママになるメンバーもいれば、原さんのようにママとしてご入社いただくメンバーもいますが、ママだからと言って、サポート的な仕事を割り当てるなどはありません。ママであってもママでなくても、全員がそれぞれ責任のあるミッションに取り組んでいます。

評価基準についても、ママ社員もほかの社員もまったく同じ。評価のタイミングは年2回あり、成果面とスキル面の目標を立てますが、上司が一方的に目標を決めるのではなく、業務で身につけたいスキルなど本人のビジョンをもとに、たとえ時短であったとしても「会社にコミットできる時間の中で何をしたいか」を目標に落としていきます。

採用も同様で、ワーママだからといって特に意識して見ているポイントはありません。求めるポジションの人材像に沿って考えたときに、スキルや経験、お人柄がフィットするかどうか確認しています。


―ワーキングママのモチベーションアップのために取り組まれていることはありますか


モチベーションの面でいうと、産休育休からの復職時に、ほかの社員と交流できる機会を設けています。まずは復帰の3カ月ほど前に、同時期に復職予定の社員同士のランチ会と、「復職前講座」という研修を実施。ママ社員同士のつながりを作る目的もあるのですが、特に1人目の出産のタイミングだとマミートラックにはまりやすいと感じています。復職にあたってどういう心構えが必要か、事前にパパとどんなことを話し合うといいかなどを伝えて、自分自身で仕事への向き合い方を考えてもらうきっかけづくりをしています。

そして復職のタイミングには、社長や取締役も参加する復職式を実施。2020年は初のオンライン開催となりましたが、サプライズで同僚から集めた「おかえりメッセージ」と野菜のブーケ、復職証書を授与しました。復職者の気持ちになると、自分が会社から期待されているかどうかはとても重要です。戻る場所があるのか、周りに迷惑をかけてしまうのではないかなど、さまざまな不安があると思うので、会社としては「こういうところでどんどん活躍してほしい」と素直に伝えることが大切だと考えています。

復職前に、本人と配属先の上司、人事の3者で面談も実施していて、そのときにも「あなたに本当に戻って来てほしい」という思いを込めて、復職後に担ってほしい役割や取り組んでほしいミッションについて丁寧に説明します。もちろん子どもを持つ前とは状況が異なるので、期待すると同時に「復職前とまったく同じようにできるとは思ってないし、そうしなくていい」ということも明確に伝えて、以前のようには働けないかもしれないという不安も払しょくできるようにしています。


★子育てに共感してくれる仲間たちと、新たなチャレンジに一直線


―続いて、原さんにお伺いします。まずはご入社の経緯を教えてください


前職は大手SIerのエンジニアで、新卒入社から12年勤務しました。途中、産休育休から復帰もしていて、このまま融通の利く会社で働く方が楽かなと考えた時期もあったのですが、長年働いてきたがゆえに会社が求めることが固定化してきて、なかなかやりたいことに挑戦できない状況になってきて。このまま新しいことにチャレンジしなくていいのかなと思い始めたのが転職のきっかけです。

転職活動における優先順位は、1.やりたいことに挑戦できる、2.育児に理解がある、3.リモートワークができる。リファラル採用を中心に複数社受けましたが、その中でも特に、次々と新しい挑戦ができる環境で、前例がないからやろうというオイシックス・ラ・大地の社風に惹かれました。特に印象的だったのが、面談で現場の方が「僕も保育園のお迎えに行かないといけないから、スケジュールブロックしてるんですよ」と、実際に予定を入れたスケジューラーの画面を見せてくれたこと。毎日お迎えに行ってお子さんと一緒に過ごしているんだと実感できて、安心しました。


―実際に働き始めていかがですか


システムの安定稼働を担う立場として常に新しい技術に挑戦できているので、理想通りです。今までのやり方を変えてみる、新しいことに挑戦したいと思った時にセクション内のチャットで相談すると、すぐにほかのメンバーが見てくれて、チャット上でディスカッションが始まります。上長からのゴーサインもすぐ。スピード感をもってやりたいことが実現できる風土を日々実感しています。

そして社内のどの部署でも、オイシックス・ラ・大地のサービスを真剣に考えているなと感じます。同じ部署ではないのですが、協働することの多い事業企画部門では、働いているママに見てもらいやすい時間帯をかなりピンポイントで狙って情報発信したりしていて、勉強になります。

私がいるシステム本部は男性が多い職場ですが、パパ社員が多いので、子育てについて理解があり、すごく雰囲気がいいと感じています。「お迎えなので今日は早めに帰ります」と言うと、「もっと早くあがってもいいのに」と声をかけてくれることもあります。今はリモートワーク中心でWeb会議が多いですが、画面に休園中の子どもが映り込むと、ほかのメンバーが自宅にあるぬいぐるみをわざわざ映してくれたりして。娘も興味津々です(笑)。

システムの運用を担うエンジニアなので、場合によっては突発対応も発生しますが、同じくエンジニアである夫の理解があることも大きく、うまく両立できています。同僚も、私が育児の合間に確認しやすいようにチャットで質問してくれたり、この後の対応はやっておくので大丈夫と言ってくれたり、誰かが強制することなく、自然とそうやってお互いを支えるように働ける雰囲気があることは、本当にありがたいです。


―仕事をするうえで意識していることはありますか


まずは、自分のペースで無理をしないこと。そして、子どもがいることを言い訳にしないこと。娘に、自分のせいでお母さんががまんしているとは思ってほしくないんです。そして最後に、成果を重視すること。ママだろうがなんだろうが、結果を出せるかで評価が決まるので、ここは妥協したくないと思っています。


―これからチャレンジしてみたいことを教えてください


まだ入社したばかりで自分のイメージするゴールにはまだまだ遠いので、今年1年は技術力の高い周りのメンバーからたくさん知識を吸収して、自分が持っていない新しい技術を身につけていきたいです。来年以降はその技術を活かして、より多くのユーザーさんに利用してもらえるシステムの構築を目指したいと思います。あと最近、4歳の娘が「大きくなったら私もお母さんみたいに働きたい」「お母さんが一生懸命やってること私もやりたいな」と言ってくれて、驚くと同時にとてもうれしくて。高い能力を持つ技術者であることはもちろん、娘が誇ってくれる母親でもありたいと思っています。

 

★オイシックス・ラ・大地株式会社のワーママ活躍のポイント★
1.ママであることを意識しないフラットな視点
2.社員全員がどんな環境下でも働きやすい細やかな制度設計
3.前例がないこともスピーディーに挑戦ができる風土

 

オイシックス・ラ・大地株式会社
ウェブサイトやカタログによる一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売
所在地:〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー5F
従業員:1,688名(2020年3月31日時点)

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