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世にない価値を、自分でつくり、届けるところまでやってみたかった

香山由佳(かやま・ゆか)さん(36歳)


★転職を考えた理由と、重視したこと



新卒の就職活動のときから、1つの場所ではなくいろんなところで価値を生み出せる人になりたいという考えがありました。育休までは、社内で異動したいのか社外へ転職したいのかは明確でありませんでしたが、育休中に地域コミュニティに参加してみたり、ビジネススクールに通ってみたり、ボランティアをしてみて、私にとって働くうえで大事な軸となるのは、「役に立てる実感があること」「0から1をつくれること」「仕事と子育ての両立イメージができること」だと気づきました。そう考えると、前職のように、遅くまで働いてなんとか価値を提供する働き方は続けられないと思い、転職を考えました。夫にも相談し、たくさん考え、あきらめられないものと捨てても構わないものを可視化・点数化したうえで納得して結論を出しました。



★転職をした今の気持ち



大変さはありますが、成長を実感できていて、楽しいです。ベンチャーで規模も小さい会社なので、整っていないものもたくさんあり、業務範囲も広く、すべてを自分事としてとらえる必要があります。多様なスキルも必要で、エンジニアの専門的な業務以外はなんでもやっています。そのおかげで、経営に近い視座で事業を考えられるようにもなってきましたし、誰もいなければ自分でやるしかないと腹をくくれるようにもなってきました。一方で、会社のブランドがない状態からビジネスを発展させることや、多様なバックグラウンドを持つ社員間の連携など、難しさを感じることもあります。組織フェーズもどんどん変わり、課題も変わっていきます。でも、たくさん悩んで納得して選んだ道で、覚悟を決めたことなので、この状況を楽しめているんだと思います。



★これからやっていきたいこと



前職ではある程度、将来のレールが見えていたような気がしますが、今はいい意味でこれからのキャリアが分からず、すべてが自分の決断次第なのがおもしろいです。4年後には40歳なので、そのころまでには、今の会社で小さい組織から世の中にインパクトを与えることを実現したいです。株式上場もその手段の一つかもしれません。そういった成長過程の中心で、組織をリードする経験を積み、いずれは、新しいことを始めたい人や組織に、自分の経験を活かして情報提供やお手伝いをしていくような活動もしてみたいなと考えています。きっとマルチスキルへのニーズはあって、お役に立てるのではないかと思います。そんな中で、子どもにも親が活き活きと働き、日々を過ごす様子を見せていきたいです。



★転職を考えているママへ



転職について言えば、転職先の社員とも話すことは大事だと思っています。会社のカルチャーがフィットするか、自分に求められている内容が納得できるか、そこで価値が提供できるかを確認しておくことで、ミスマッチが防げると思います。転職を決める前に、もやもやしていることや、迷っていることは、とにかく可視化することと、1人で抱え込まないことがポイントです。転職で、すべてがハッピーになるというわけではなく、もちろん大変なこともあります。私もそうですが、でも、「決断を悩んだときにあれだけしっかり考え抜いたのだから」と思うと、がんばれます。人生の選択のタイミングで悩むこともあると思いますが、その時々で考え抜いて納得して進むことが大事なんだと感じています。


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