menu

ワーキングママの前提条件は、個性のひとつ。コンパクトワーキングによって誰もが活躍できる社会に

【2020.05.20】

働き方に制約がある女性の活躍・活用は、まだ発展途上の日本。しかしこのような中でも、人事戦略を経営戦略とひもづけ、多様な人材の活躍で事業成長している企業があります。今回は、特にワーキングママのチカラが成長をけん引している企業にフォーカス。「はたらきやすさも、やりがいもかなえたい」という意欲的なママたちがイキイキと活躍し、それが企業成長につながっている成功のポイントを探ります。

今回ご紹介するのは、昭和・平成・令和時代の架け橋となる会社を目指し、平成最後の2019年4月に設立した株式会社HIROBA。「1日5時間で年収500万円」を目指すコンパクトワーキングという働き方を提案し、自らも実践する会社です。2人の女性社員はいずれもワーキングママ。「ワーキングママの前提条件は個性のひとつでしかない」と話す代表取締役の高橋徹さんに、ワーキングママの活躍についてお話を伺いました。


企業名
株式会社HIROBA
肩書き・氏名
代表取締役 高橋徹さん(33)
早稲田大学卒業後、IT業界でさまざまなプロジェクトマネジメントを経験。その中で、目的に応じた柔軟な「プロジェクト」という概念に対し、働き方のバリエーションは、どの会社も多くないことに気づく。2019年、株式会社HIROBAを設立。コンサルティング事業を展開するかたわら、「従業員の月間労働基準を100時間とする」など、高い生産性と、働き方の柔軟性をあわせ持つ株式会社の仕組みを研究している

 

★ムダなく無理なく働き、自分らしく生きる人を増やしたい


―ワーキングママを採用されている背景や理由を教えてください


HIROBAは「次世代に託したい日本を創造する」をミッションに掲げ、19年4月に立ち上げた新しい会社です。今のフェーズは、何をやるかよりも、誰とやるかを重視していて、ワーキングママの社員2人とスタートしました。あえてワーキングママを、というわけではなかったのですが、一緒に働きたいと思えた、意欲的で能力も高い2人がたまたまたワーキングママだったという形ですね。


―立ち上げフェーズでのワーキングママ採用に懸念はなかったのでしょうか


われわれは今、「1日5時間で年収500万円を目指すコンパクトワーキング」という働き方を提案しています。育児や介護など、仕事以外に時間が必要な人にとって、多くの企業が1日の労働時間と定める8時間を仕事に費やすことは厳しいですよね。働く意欲があって優秀な人材でも、時短勤務であることを理由に非正規雇用となったり、働くことをあきらめて、経済的に不安定な生活を選択せざるを得ないという方もいます。また、努力して8時間の労働時間を確保しても、両立の毎日に疲弊している人は多い。そんな状態が続くと、集中力が低下し、業務効率は悪化。企業全体の生産性低下にもつながります。また、そもそも8時間という労働時間の中にはムダな作業も多く潜んでいるのではないかと思うのです。そこでHIROBAは、労働時間5時間を原則とする新しい選択肢をつくることで、ムダなく無理なく働き、自分らしく生きることができる人を増やしていきたいと考えています。


このコンパクトワーキングをHIROBAは自ら実践しています。労働時間は5時間で、コアタイムが13~14時。7~22時であれば、いつ仕事をしてもいい環境。ですので、ワーキングママであっても、制約を感じることなく、その力を十分発揮できます。今後も、このような環境を望んでいる人、そしてモチベーション高く働いてくれる人に加わってもらいたい。私自身も子どもが2人いるワーキングパパなので、子育ての大変さに歩み寄り、限られた時間の中で、柔軟に仕事ができることを大切にしています。


★それぞれの前提を個性として認めたうえで、適切に期待をかける


―高橋さんがそのような考えに至ったきっかけを教えてください


これまでは、時短勤務は制約だと考えられていました。時短勤務後、帰宅してしまうとコミュニケーションが取れないというような問題が起きるので、フルタイムの人を採用したい。でも本当にそうでしょうか。コミュニケーションが課題なのであれば、社内にいる間にその時間を確保したり、緊急の場合は在宅でも連絡が取れるようにするなど、工夫できることはあります。働く時間が限られていること、小さいお子さんがいること、これらは制約ではなく、前提であり、1つの個性と認識することが大切だと考えています。


26歳のころ、チームリーダーを任されたんです。15人ほどのメンバーがいて、ほとんどが30~40代 という状況。私よりはるかに経験値が高く、確立されたスキルと人格がある人たちに、いかに気持ちよく働いてもらうか。それを解決したのが、それぞれの前提を個性として認め、そのうえでコミュニケーションを取ることでした。この経験があるので、一般的には制約と思われるようなことも個性と思うようになりましたね。


―ワーキングママのお2人はどのように活躍されていますか


これまで の仕事が労働時間が長くハードで、加えて家事育児の毎日に、 ワーキングママとして笑顔になれなかったというメンバーがいます。「自分と同じようなワーキングママを笑顔にしたい」と、仲間に加わってくれました。起業したばかりなので、受け身ではなく、“ゼロイチ”で事業をつくっていかなければならない。こんな状況も、「裁量があってやりたいことが形にできる」と期待に応えようとしてくれています。


―今後の事業ビジョンをお聞かせください


ゆりかごから墓場まで、困ってる人を全方位で支援できるような、ローカルニッチな会社にしていきたいです。また次世代の子どもたちの成長のために、親世代よりも上の世代との交流できる場を提供するなど、世代間交流を大切にしていきたいです。地域も大切にし、身近に誰でもサポートできる究極の便利屋みたいな存在になっていけたらと考えています。

 

★株式会社HIROBAのワーママ活躍のポイント★
1.ワーキングママの前提条件をひとつの個性と考える
2.コンパクトワーキングの導入により、時間制約を感じない働き方を実現
3.誰とやるか、が重要なフェーズ。能力と意欲で採用

 

株式会社HIROBA
事業概要:「1日5時間労働で年収500万円」という働き方「コンパクトワーキング」をはじめ、「地域」「企業」「家族」の切り口から事業を展開
所在地:東京都北区王子5-17-22-201
従業員:3人(2020年5月時点)

「優秀な人材を採用して、事業を成長させたい」
このようにお考えの採用ご担当者さま、
生産性・専門性の高い、優秀な人材を採用しませんか?

 

資料請求・採用のご相談はこちら